大会の結末を決定づけたのは、ツール史上35年ぶりとなった最終ステージの個人タイムトライアルでした。通常であれば祝祭ムードのパレードランとなる最終日ですが、2024年はモナコからニースに至る33.7kmの険しい山岳個人TTが設定され、最後まで一切の油断が許されない極限のサバイバルが繰り広げられました。このニース最終タイムトライアル詳細まとめを振り返ると、すでに総合首位を独走していたポガチャル選手が守りに入ることなく、2位のヨナス・ヴィンゲゴー選手に1分03秒、3位のレムコ・エヴェネプール選手に1分14秒もの差をつける45分24秒のトップタイムを叩き出し、圧巻のステージ優勝でマイヨジョーヌ獲得に華を添えました。
以下は、大会運営組織A.S.O.(アモリ・スポル・オルガニザシオン)が発表した最終確定リザルトに基づく、上位陣の確定順位と主要スタッツの比較データです。
大会全体の流れを追うと、第4ステージのガリビエ峠でポガチャル選手が最初の一撃を放ち、早くもマイヨジョーヌを獲得しました。第11ステージの中央高地ではヴィンゲゴー選手がスプリント勝負を制して意地を見せたものの、ピレネー山脈に入った第14ステージ(プラ・ダデ)と第15ステージ(プラトー・ド・ベイユ)で勝負は決定づけられました。最終的にポガチャル選手は超級山岳ステージと個人TTを含むステージ6勝を荒稼ぎし、ライバルたちに一度も逆転の糸口を与えませんでした。