パートナーから「射精する前に抜くから大丈夫」と言われ、外出し(腟外射精)を受け入れてしまうケースが後を絶ちません。しかし、日本産科婦人科学会やWHO(世界保健機関)が公表する受胎統計データにおいて、外出しは確実な避妊法として認められていません。
避妊法の有効性を測る国際基準「パール指数(1年間にその避妊法を用いた女性100人のうち何人が妊娠したかを示す指標)」を見ると、一般的な使用における腟外射精の年間失敗率はおよそ22%に上ります。つまり、外出しによる性交渉を1年間続けたカップルの約5組に1組が予定外の妊娠に至っているのが冷酷な現実です。
男性側がどれほど「完璧にコントロールして外に出した」と主張しても、生理学的な反射と液体の微量漏出を人間の意志で100%制御することは不可能です。「最初だけ生で挿入し、射精前にコンドームをつける」という行為も、挿入初期に分泌されたカウパー腺液がすでに膣粘膜へ接触しているため、避妊としての意味をほとんど成していません。