国際オリーブ理事会(IOC)の最新統計や現地農水省の発表資料によると、チュニジアはエキストラバージンオリーブオイルの生産量で世界トップクラス(年によって世界第2位〜第4位)に位置し、EU域外の国としては圧倒的第1位の規模を誇ります。国土の約3分の1に相当する約180万ヘクタール以上にオリーブ畑が広がり、1億本を超えるオリーブの樹が生育しています。
それにもかかわらず、日本で長らくその名が知られてこなかった背景には、国際流通の特殊な構造がありました。従来のチュニジア産オイルの大半は、イタリアやスペインの大手メーカーへ「バルク(未包装の原料)」として輸出され、現地ブランドのブレンド用ベースオイルとして消費されていたためです。
しかし、近年の欧州における熱波や干ばつによるオリーブ減産と価格急騰を機に、チュニジア政府および現地アグリビジネスは「自国ブランドでの直接輸出」へと大きく舵を切りました。その結果、中間マージンを排した純粋なシングルオリジンオイルが日本市場へダイレクトに届くようになり、チュニジア オリーブオイル 2026年最新動向として急速なシェア拡大を見せています。