赤井英和の若い頃が超絶イケメン!浪速のロッキー伝説と復活劇の真相

赤井英和の若い頃が超絶イケメン!浪速のロッキー伝説と復活劇の真相

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ボクシングという人生最大のアイデンティティを突然失った赤井氏は、引退直後は母校の近畿大学ボクシング部コーチなどを務めながら、将来を模索する苦悩の日々を過ごしていました。そんな彼に転機をもたらしたのが、1989年に公開された阪本順治監督のデビュー作映画『どついたるねん』です。

本作は、リング禍で頭術手術を受け引退した元ボクサーが、周囲の反対を押し切って再びリングを目指すという、赤井氏の実体験を色濃く反映した自伝的ヒューマンドラマでした。赤井氏は主人公・安達英彦役を熱演。演技経験がほぼ皆無だったにもかかわらず、スクリーンから溢れ出る生々しい感情の叫びと圧倒的な存在感は映画批評家たちから絶賛されました。

同作での熱演が評価され、第13回日本アカデミー賞優秀主演男優賞やブルーリボン賞主演男優賞など、数々の主要映画賞を総なめにします。この大成功を機に本格的な俳優活動をスタートさせた赤井氏は、TBSドラマ『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』での鬼気迫る父親役や、NHK連続テレビ小説など多数の名作に出演。コワモテの風貌と温かな人情味を併せ持つ唯一無二のバイプレーヤーとして確固たる地位を築きました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。