株式投資において最も警戒すべきは、買収に伴う巨額ののれん減損リスクと、世界景気後退による鋼材需要の急激な冷え込みだ。仮にディールが破談、あるいは大幅な条件変更を強いられた場合、失望売りによる一時的なショック安は避けられないだろう。
Yahoo!ファイナンスの掲示板等でも悲喜こもごもの声が飛び交うが、プロの資金の動きは別だ。テクニカル指標における過熱感の冷却、PBR(株価純資産倍率)1倍回復への道筋、そして地政学リスクの織り込み完了を見極めるタイミングこそが、絶好のエントリーポイントとなる。下落局面でのパニック売りを避け、冷静に押し目を拾う胆力が求められる局面だ。