スポーツの躍進と歩調を合わせるように、進学実績の伸びも顕著だ。実態はどうなのか。最新データをもとに紐解くと、コースごとに明確なターゲット設定がなされていることがわかる。
最上位に位置する「特進選抜コース」は偏差値60〜63前後を推移し、国公立大学や早慶上理、GMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)を視野に入れたハイレベルなカリキュラムを展開する。続く「特進コース」(偏差値56〜58前後)からは成蹊・成城・武蔵や日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)への現役合格者が分厚い層を形成。「進学コース」(偏差値50〜53前後)や実務直結の「商業科・情報ビジネスコース」(偏差値48〜50前後)でも、指定校推薦や総合型選抜を巧みに活用した大学進学率が跳ね上がっている。
特筆すべきは、入学時の学力にとどまらない「伸ばす教育」のシステムだ。放課後の無料進学補講、チューターが常駐する自習スペース、個別最適な学習支援アプリの導入により、中位層からGMARCH現役突破を果たす生徒が続出している。他校にありがちな「一部トップ層だけの進学実績」ではなく、全体の底上げが数字となって表れている点が、近年の高い評価を裏付けている。