シークエンスはやとも(本名:高良 隼人=たから はやと)は、1991年7月8日生まれ、東京都出身の吉本興業所属のお笑い芸人です。NSC東京校20期生として芸人人生をスタートさせ、現在はピンでの活動に加えてトリオ「ポンゴ」のメンバーとしても舞台に立っています。
彼が「視える」ようになった決定的な原点は、小学3年生(当時9歳)の夏に遡ります。自著の手記やインタビューで明かされているところによると、自宅マンションのベランダから向かいの部屋で起きた凄惨な殺人事件の瞬間を目撃。その直後、亡くなった被害者の霊がベランダ越しに自宅へと侵入し、はやとも自身の背後に憑依したといいます。以降、人混みを歩けば他人の感情や執着が「人型のモヤ」や「生き霊」として視覚的に認識されるようになったと語っています。
この特異な体質を否定せず、自然なものとして受け止めたのが「じじい」の愛称で知られる実父でした。父親自身も強い霊感を持ち、不可解な現象を日常茶飯事として処理する家庭環境が、はやともを恐怖に呑まれさせず「観察対象」として霊を捉える冷静な視座を育んだといえます。
その後、2020年2月に放送されたフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』への出演が大きな転換点となりました。スタジオに並ぶ大物タレントやMCの明石家さんまの背後を霊視し、「誰が誰にどんな感情を向けているか」を可視化して解説したことで、従来の「おどろおどろしい除霊」とは一線を画す「人間関係のエンタメ分析」として爆発的な支持を獲得しました。