福岡県糟屋郡篠栗町に位置する篠栗九大の森は、九州大学福岡演習林の西端に広がる約17ヘクタールの森林エリアです。中心にある「蒲田池(かまたいけ)」の周囲約2キロメートルに遊歩道が整備されており、約50種の樹木や四季折々の草花が自生する豊かな生態系が保たれています。
数ある見どころの中でも圧倒的な存在感を放つのが、「水辺の森」エリアに群生する落羽松(ラクウショウ)です。北米原産の湿生樹木である落羽松が池の中から力強く立ち並ぶ姿は、国内では極めて珍しい水生景観を生み出しています。水面に反射する木々と木漏れ日が織りなす空間は、訪れる人々に非日常の没入感を与えています。