現代の歴史愛好家や建築ファンの間で最も関心が高いのが、「マッカーサー記念室は現在見学できるのか」という点です。結論から述べると、2026年現在、マッカーサー記念室の常時一般公開は実施されていません。
DNタワー21は現在も第一生命保険および農林中央金庫の中枢機能が入居する現役の民間重要オフィスビルであり、高水準のセキュリティ管理が敷かれています。かつて節目の年(戦後50年や創立記念行事など)に期間限定の特別公開が実施された経緯はあるものの、日常的に観光目的で6階の記念室フロアへ立ち入ることは厳しく制限されています。
ただし、完全に見学の道が閉ざされているわけではありません。以下のような機会を通じて、その内部や関連資料に触れることが可能です。
- 第一生命による特別公開イベント:同社の周年記念事業やCSR活動の一環として、事前抽選制による見学会が不定期に企画されることがあります(開催時は公式Webサイト等で告知)。
- 公的機関・建築学会の特別見学ツアー:千代田区の観光協会や日本建築学会などが主催するヘリテージ建築ツアー等において、特別に入室が許可されるケースがあります。
- 外観および1階公開エリアの鑑賞:日比谷通り沿いの外観列柱や1階エントランスロビー周辺は、歴史的建造物の風格を間近に体感できるスポットとして終日開放されています。