ピンキリはどっちが上?語源の真相とビジネスで恥をかかない使い分け

ピンキリはどっちが上?語源の真相とビジネスで恥をかかない使い分け

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「ピン」という言葉を用いた代表的な日本語に「ピンハネ(ピン撥ね)」があります。この「ピン」も、ピンキリのピンと全く同じくポルトガル語の「1(pinta)」に由来しています。

江戸時代、他人の上前(利益や給与)から「1割(10%)」を手数料や中間搾取として抜き取る行為を「ピンを撥ねる」と呼んだことが語源です。現代では搾取の割合に関わらず中間マージンを不当に抜く行為全般を指しますが、言葉の出自は同じカルタ・数字の符丁にあります。

言葉・表現語源・意味の背景一般的なニュアンス編集部の見解・位置付けピン(最上)ポルトガル語「pinta(点・1)」最高級・最上位・トップクラス序列の頂点を表す起点。単独で「ピンの客」などと使われた歴史もある。キリ(最下)ポルトガル語「cruz(十字架・10)」または日本語「切り」最低限・末端・一番下物事の終点・限界を示す。品質が最も劣るラインを指す。ピンハネpinta(1割)を撥ねる(搾取する)上前を撥ねる・中抜き同じ「1」に由来するが、搾取という否定的な文脈に特化した派生語。ピンからキリまでの対義語「似たり寄ったり」「どんぐりの背比べ」差がない・画一的・横並び幅の広さを示すピンキリに対し、差が存在しない状態を指す。
松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。