現在、音楽ファンの間で大きな話題を呼んでいるのが、ユニバーサル ミュージック ジャパンをはじめとする各社からの最新リマスター音源の配信展開と、アプレミディ・レコーズが主導するアーカイブの再編だ。かつてCDショップの試聴機を席巻したあの名盤たちが、最新のデジタルマスタリング技術によって、より立体感と温もりのあるサウンドへとブラッシュアップされている。
SpotifyやApple Musicといった主要ストリーミングサービスでは、かつてCDでしか聴けなかった絶妙な曲順が忠実に再現されたオフィシャル・プレイリストが公開され、新規リスナーを急速に獲得している。一方で、初期にリリースされた限定紙ジャケット仕様のCDや、プロモーション用に少数プレスされたアナログ盤は、中古市場でプレ値がつくほどの入手困難アイテムとなった。音の粒立ちがより際立つハイレゾ配信と、手触りを持つフィジカルの限定盤――その双方が、今再び音楽愛好家のコレクター心を強く刺激している。