ここで改めて、SHOGOが率いてきた175Rの軌跡を振り返ってみましょう。1998年に北九州で結成された175Rは、ストリートライブから瞬く間に頭角を現し、2003年にシングル『ハッピーライフ』で鮮烈なメジャーデビューを飾りました。
続く2ndシングル『空に唄えば』はJ-PHONE(現ソフトバンク)のCMソングに起用され、オリコン初登場1位を獲得。デビューからわずか数ヶ月で『NHK紅白歌合戦』初出場を果たすなど、SHAKALABBITSやGOING STEADYらとともに日本の青春パンクムーブメントの頂点に君臨しました。
しかし、過密スケジュールと急速な環境変化のなかで、バンドは2010年末に無期限の活動休止を発表します。休止の主な理由は、メンバーそれぞれの音楽的探求と、一度立ち止まってリフレッシュするための充電期間が必要だったためです。解散ではなく「休止」という形を選んだ彼らは、個々のフィールドで表現力を磨く道へと進みました。