島田紳助が芸能界の第一線から退いたのは2011年夏のことだった。暴力団関係者との交際問題を発端に、記者会見で自ら潔く引退を表明。その決断の早さと潔さは、日本中に大きな衝撃を与えた。当時、彼は数々の看板番組を抱えるレギュラー本数日本一級の超売れっ子司会者だった。
日本テレビの看板番組『行列のできる法律相談所』をはじめ、お茶の間の流行を作った『クイズ!ヘキサゴンII』、長年愛された『開運!なんでも鑑定団』など、彼がMCを務めた番組はどれも高視聴率を連発していた。テンポの良い毒舌と、出演者の魅力を極限まで引き出すトーク技術。彼が手掛けた番組は、まさにテレビ黄金期の象徴だった。長年所属した吉本興業の看板芸人としても、その存在感と影響力は絶大だった。