「昔は南口から万代口に出るだけで一苦労。遠回りするか暗い地下道を通るしかなかったのに、今じゃ高架下を歩いて数分ですよ」――駅前の居酒屋店主はそう目を見開く。長年、新潟市を分断していた線路の高架化により、南北の一体化が実現した。歩行者デッキと広い高架下通路は、都市の血流を一気に良くした印象だ。
特に圧巻なのは、高架下の新バスターミナルだ。バスが駅の真下を通り抜けて南北を往復する構造は、雨や雪が多い新潟で絶大な効果を発揮している。濡れずに新幹線、在来線、バスを乗り換えられるストレスフリーな環境は、悪天候時の市民の足を劇的に改善した。