正月の食卓や室内の飾り付けにも、避けるべきタブーと問題のない行動がはっきりと分かれています。
まず、門松、しめ縄、鏡餅といった正月飾りは一切飾りません。これらは「新年の神様(年神様)を家に迎え入れて祝うための目印」であるため、喪に服している家庭では神様をお迎えする準備を行わないのが習わしです。
大晦日に食べる年越しそばは、食べても全く問題ありません。「細く長く生きる」「1年の厄災を断ち切る」という延命長寿や厄落としの願掛けであり、お祝い事の料理ではないためです。普段通りの夕食として家族で召し上がってください。
注意が必要なのは「おせち料理」です。おせち料理自体は保存食としての側面もありますが、以下の点に配慮する必要があります。
「めでたさ」を象徴する紅白かまぼこ、鯛、海老、数の子などの祝い肴は避けます。また、三段重に詰めること自体が「めでたさを重ねる」という意味を持つため、重箱ではなく大皿に盛り付けるのがスマートです。さらに、お屠蘇(とそ)を酌み交わすことや、両端が細くなった「祝い箸」の使用も控え、普段使っているお箸を使用します。