山形を訪れる旅行者が最も頭を悩ませるのが「着ていく服」だ。四季のグラデーションが美しい一方で、季節の変わり目には一日のうちに春と冬が同居するような気象状況が発生する。現地で快適に過ごすための服装選びには、重ね着(レイヤリング)の技術が欠かせない。
春や秋は、長袖インナーに脱ぎ着しやすいカーディガンやウインドブレーカーを組み合わせるのが鉄則。夏であっても朝晩の冷え込みや冷房対策として薄手の羽織ものは必須だ。冬は言わずもがな、足元の凍結に対応する滑り止め付きの防水ブーツと、耳まで隠れる防寒具が身を守る防波堤となる。