赤羽の名店「鯉とうなぎのまるます家」朝酒文化と秘伝の味に迫る

赤羽の名店「鯉とうなぎのまるます家」朝酒文化と秘伝の味に迫る

赤羽の名店「鯉とうなぎのまるます家」朝酒文化と秘伝の味に迫るの注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

暖簾をくぐると、独特の熱気が全身を包み込む。カウンターの中で立ち回る職人たちの無駄のない動きと、常連客が杯を交わす低い会話の重なり。この場所で絶対に外せないのが、長年愛され続ける二大看板料理だ。

まずは名物のうなぎ蒲焼。注文を受けてから熟練の技で焼き上げられる鰻は、表面がパリッと香ばしく、身は驚くほどふんわりと解けていく。創業時から大切に継ぎ足されてきた秘伝のタレは、甘さを抑えたキレのある味わい。酒の肴にも飯のお供にも、極上の余韻を残す逸品だ。

そして、もう一つの主役が川魚料理のイメージを一変させる鯉のあらい。淡水魚特有の臭みは皆無で、氷水でギュッと締まった身のコリコリとした歯ごたえが心地よい。自家製の特製酢味噌をたっぷりつけて口に運べば、爽快な旨味が広がり、冷えた日本酒やハイリキが驚くほど進む。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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