デビュー直後から頭角を現した門倉は、同年の第36回日本レコード大賞にて新人賞を受賞。その実力は誰もが認めるものとなり、彼女の名は全国区へと広まった。そして1998年、「ノラ」の大ヒットを受けて待望の『NHK紅白歌合戦』初出場を果たす。
名門レーベル・ビクターエンタテインメントの看板歌手として、彼女は歌謡曲シーンの中心でスポットライトを浴び続けた。同社が持つ豊かな音楽的プロデュース力と、門倉の魂を揺さぶる歌声が見事に融合した90年代後半は、まさに彼女にとっての黄金期であった。大舞台で見せた堂々たる歌唱と切ない目元は、今も多くのファンの記憶に深く刻まれている。