インターネット上の掲示板やSNS、知恵袋などでは、キャンパス統合にまつわる様々な噂や口コミが飛び交っています。実際のところはどうなのか、日本女子大学目白キャンパスの評判に関する主な懸念と現場の実態を検証します。
検証1:「全学部統合でキャンパスが過密・狭くなった」という噂は本当か?
西生田の広大な敷地から目白の敷地へと全学年・全学部が集中したため、「校舎内が混雑しているのではないか」という懸念が散見されます。しかし現場の空間利用を確認すると、敷地面積の狭小化を補って余りある立体再開発が行われています。
地上・地下をシームレスにつなぐ百二十年館や杏彩館の垂直設計、隈研吾図書館の立体吹き抜け構造により、有効床面積は統合前と比較して大幅に拡張されました。講義間の移動導線も合理的に整理されており、学生食堂やラウンジの席数も増設されたため、かつて懸念された「息苦しい過密感」は現場では見受けられません。
検証2:「共学志向の時代に女子大は就職で不利」という言説の誤解
女子大離れがメディアで報じられることがありますが、日本女子大学の就職決定率は毎年98%前後という極めて高水準を維持しています。大手金融、総合商社、IT・通信、メーカー、公務員・教員に加え、建築デザイン学部新設後は大手組織設計事務所や大手ゼネコンへの進路パイプも強化されました。
「すべてのリーダーシップポジションを女性が担う」という女子大特有の育成環境が、主体性と自己肯定感を育む土壌となっています。OGネットワークである「桜楓会(おうふうかい)」の結束力も絶大であり、都心移転によってインターンシップやOB・OG訪問の機動力が格段に増したことが、就職実績をさらに押し上げています。