日本の一般国道は1号から507号まで指定されているが、歴史的経緯や再編によって「欠番」となった番号がいくつか存在する。その代表格でありながら、都市伝説の文脈で最も恐れられてきたのが「100号」だ。噂によれば、長野県と山梨県の県境に位置する人里離れた旧峠道で、午前2時15分にヘッドライトを消して特定のカーブを曲がると、存在しないはずの標識が現れるという。
「一度足を踏み入れると二度と出られない」「走行距離メーターが狂い、無限に続く漆黒のトンネルへと誘導される」といった怪異の噂は、SNS時代を迎えてもなお衰えることがない。現地での目撃証言がネット上に書き込まれるたびに謎の削除を遂げるという不気味な現象も相次ぎ、実在しない怪異の道路としてカルト的な恐怖を集め続けている。