盛岡中央高等学校の入試難易度を把握する上で外せないのが、学力レベルや将来の進路目標ごとに完全に細分化されたコース体系です。単に「盛岡中央の偏差値」と一括りにすることはできず、最上位クラスと一般進学クラスでは求められる学力水準が大きく異なります。
県内の模試データおよび大手進学塾の動向分析によると、各コースの目安偏差値は以下のように推移しています。
- 特進選抜SZコース(偏差値64〜67前後):盛岡第一高校や盛岡第三高校の併願先となる最上位クラス。難関国公立大学・難関私立大学・医歯薬系学部への進学を前提としたカリキュラム。
- 特進Zコース(偏差値58〜61前後):国公立大学や有名私立大学(GMARCH・関関同立など)を目指すハイレベル層が集まる。
- 特進Aコース(偏差値50〜53前後):中堅私立大学や地方国公立大学、看護医療系専門学校への進学を射程に入れたクラス。
- 進学Bコース/総合教養系(偏差値42〜46前後):基礎学力の定着と多様な進路(私立大学推薦、短大、専門学校、就職、公務員)に対応。
盛岡中央高等学校付属中学校からの内部進学組と高校からの外部入学者(高入生)が存在しますが、特進SZコースにおいては高入生も早期にハイペースな先取り授業へ適応できるよう、入学直後からの補習プログラムが整備されています。
推薦入試の出願基準に関しては、中学校での評定平均(内申点)や出欠状況が厳格にチェックされます。特に特待生認定を伴う推薦枠では、主要5教科の評定合計が極めて重要なウェイトを占めるため、中3の2学期までの内申点確保が合否を左右します。一般入試の入試倍率自体は私立特有の併願戻りを見越した合格者数を出すため極端な高倍率には見えにくいものの、特進SZ・Zコースのボーダーラインは公立上位校と遜色ないハイレベルな争いとなっています。