いまファンの間で猛烈な争奪戦が勃発しているのが、春の棚卸しと物流拠点統合に伴う超大型の在庫放出セールだ。現場を取材すると、通常のワゴンセールではまずお目にかかれない「イベント限定品」や「プレミアムバンダイ蔵出し品」の姿まで確認できた。なぜ、こうした本来手に入らないはずのアイテムが平然と店頭に並んでいるのか。
関係筋によれば、大手物流倉庫の統廃合やECプラットフォームの返品再生スキームが再編されたことで、デッドストックの流出ルートが大きく変化したという。特に地方のロードサイド店舗や郊外型アウトレット内の拠点では、週末の開店直後にゲリラ的な商品補充が行われるケースが多発している。狙い目は平日の夕方から土曜日の朝イチにかけて。段ボールが開梱された瞬間の店内は、まさに宝探しの様相を呈している。