市場における希少性が極めて高いため、青みを持つ個体の取引価格は一般的なヘラクレスオオカブトを大きく上回ります。
■ 生体のオークション落札相場
一般的なヘラクレス・ヘラクレスの成虫ペア(140〜150mmクラス)が1万5,000円〜3万円前後で流通するのに対し、乾燥時にも明確な青みを残すブルーヘラクレスの極上個体は、オークションで10万円〜30万円以上の高値で競り落とされる事例が珍しくありません。特に160mmを超える大型サイズとブルー系発色が両立したオス個体は、ブリーダー垂涎の的となり、過去には50万円近いプレミアム価格がついた記録もあります。
また、信頼できる有名ブリーダーの「ブルー血統初令・2令幼虫」であっても、3頭セットで数万円規模の取引相場を維持しています。
■ ブルーヘラクレスの標本価値
生体だけでなく、コレクション市場における標本の価値も高騰しています。乾燥標本にすると通常は黄色に戻るか黒ずんでしまうことが多い中、薬品処理や特殊な乾燥技術を用いずとも自然な青みが残った乾燥標本は、コレクターの間で5万円〜15万円以上の値がつけられます。