近年の公園一帯は、公民学が連携して推進してきた水都大阪再生プロジェクトの象徴的な舞台となってきた。かつて産業排水や護岸工事で水辺から遠ざかっていた都市空間が、誰もが水辺に親しめる開放的な親水空間へと劇的な変貌を遂げたのだ。
対岸には、春の風物詩「桜の通り抜け」で名高い独立行政法人造幣局が位置する。大川を挟んで広がるこの一帯は、春になると水陸両面から桜を愛でる一大ネットワークを形成する。夏になれば日本三大祭りの一つである天神祭の船渡御が行われ、水上交通と都市文化が一体となった賑わいが創出される。都市の自然インフラが地域活性化の原動力となっている好例といえる。