経済的側面から見ても、宴会を巡る状況はシビアだ。長引くインフレと物価高の影響により、居酒屋の客単価は上昇。かつてのように「上司が多めに払って若手はタダ」という文化も、上司世代の小遣い削減によって維持が難しくなっている。
興味深いのは、若手側の意識だ。「上司に奢ってもらうと気を使うから、最初から自分の分は自分で払いたい」「変な借りを作りたくない」という声が目立つ。一方で、企業側もコミュニケーション活性化のために「社内宴会補助費」を予算化する動きを強めているが、「経費が出るなら行くけれど、自腹なら行かない」というドライな線引きをする社員も多く、福利厚生としての飲み会費用のあり方が問われている。