『ひよっこ』でのブレイク以降、磯村の歩みは留まることを知らない。話題のサスペンスから作家性の高いインディペンデント映画、さらには世界配信される大作ドラマまで、オファーは途切れることがない。
役に入り込むと私生活のルーティンすら役柄に引きずられてしまうという彼にとって、プライベートは唯一の「ニュートラルな自分」を取り戻すための聖域だ。サウナやキャンプといった趣味で心を整える時間が、過密スケジュールの合間の最高の癒やしになっている。恋愛に溺れることなく、まずは表現者として納得のいく足跡を残すこと。その優先順位の高さが、今の充実した表情に直結している。