この地に立つ者が等しく覚える緊張感。それには明確な理由がある。世界的な巨匠デズモンド・ミュアヘッドが手がけた18ホールコースデザインプロジェクトの結晶が、まさにここだからだ。彼は単なる球の通り道を作るのではなく、地形そのものにストーリーと強烈なトラップを仕掛けた。
フェアウェイをえぐる大胆な砂利の彫刻、水面がプレッシャーをかける池、うねる多重グリーン。ホールごとにテーマが刻まれ、一歩進むたびにランドスケープアートの中を歩いているような錯覚に陥る。だが、見とれている余韻はない。少しでも視覚的トリッキーさに翻弄されれば、打球は瞬く間にハザードへと消えていく。