松下政経塾が政界に与えてきた影響力は、否定ようがない事実だ。民主党政権期に首相を務めた野田佳彦を筆頭に、自民党の要職を歴任する高市早苗など、左右の政治スペックを超えて数多くのキーマンを永田町へ送り込んできた。
しかし、この「超党派での派閥形成」こそが、ネット掲示板で物議を醸す最大の火種となっている。なんJでは「与野党どちらに転んでも結局は政経塾出身者が実権を握るのではないか」という、ある種の裏支配論的なネタとして消費されることが多い。政党の垣根を越えた人間関係や、独特の弁舌スタイルが「政経塾話法」としてパターン化され、ネット民の格好のパロディ対象となってしまうのだ。