司会交代劇を巡っては、インターネット上で様々な誤解や事実無根の噂が一人歩きしました。特に検索エンジンやSNSで頻繁に囁かれたのが、以下の2点です。
誤解1:織田裕二さんと中井美穂さんの「不仲説」
生放送中の些細な掛け合いのズレを切り取り、二人の関係悪化が降板の引き金になったとする言説が一部で見られました。しかし、これは明確な誤りです。現場スタッフの証言によれば、2人は25年間で強固な戦友関係を築いており、中井さんは感情が高ぶる織田さんの手綱を引く唯一無二のパートナーでした。オレゴン大会の控室でも互いの労をねぎらい合い、勇退後も良好な親交が続いています。
誤解2:高額ギャラを巡るTBSとの「金銭トラブル説」
一部メディアが「織田側が高額な出演料を要求したため局側が切った」と報じましたが、これも実態とは乖離しています。織田さんにとって世界陸上はライフワークであり、過去の大会では自らのギャラ以上に取材環境や中継クオリティの向上を局側に求めていました。降板の直接の引き金は金銭闘争ではなく、TBS側の長期的な編成戦略と、東京五輪・オレゴン大会を区切りとした織田さん側の意向が合致した結果に他なりません。