こうした知育効果への関心の高まりは、知育玩具業界のトレンドにも明確な変化をもたらしている。手軽な価格帯で高品質な知育商品を多数展開する株式会社大創産業(ダイソー)の店頭では、思考力や色彩感覚を養う趣向を凝らしたシールブックが空前の売れ行きを見せる。
市場の広がりは店舗にとどまらない。AmazonなどのECモールでは、モンテッソーリのメソッドを取り入れた海外製ワークブックや大容量カラーシールの検索数が急増。さらにYouTubeでは、効果的なシール貼りの遊び方を解説する動画や、オリジナル台紙の無料配布を行うチャンネルが子育て世代の注目を集めている。アナログな遊びがデジタルプラットフォームを介して再評価・拡散される新しいライフサイクルが定着しつつある。