空調設備・HVAC産業を牽引するメーカー側の見解は慎重だ。ダイキン工業株式会社やパナソニックホールディングスなどの技術資料では、室外機周辺の通風確保が最優先事項として挙げられている。
メーカー関係者が懸念を示すのは、100均製品の固定力と耐久性だ。強風時にペラペラのアルミシートがめくれ上がり、背面のアルミフィン(熱交換器)に張り付いたり、プロペラファンに巻き込まれたりする事故が報告されている。アルミフィンが目詰まりを起こせば修理費用は数万円に跳ね上がり、百円の節約どころではない大打撃となる。安価なアイテムだからこそ、定期的な点検と強固な結束が不可欠となる。