デジタル空間におけるチャラン・ポ・ランタンの浸透力も見逃せない。YouTubeでのユーモアと狂気が同居するライブ映像やMVは、アルゴリズムの波に乗り、ヨーロッパや中南米のリスナー層へ急速に拡散。コメント欄には多言語の賛辞が並ぶ。
Spotifyをはじめとするストリーミングサービスでも、特定のプレイリストに依存しないオーガニックな再生数が伸び続けている。言葉の壁をいとも簡単に飛び越えるアコーディオンの叙情性と、妹・ももの突き抜けるボーカル。デジタル時代の恩恵をフルに活かしながら、彼女たちは世界中の辺境と都市を同時に踊らせているのだ。