つけ麺カルチャーを牽引してきた「六厘舎」の誕生から約20年。重厚でドロッとした濃厚スープで一世を風靡した三田遼斉氏が、次なる一手として世に送り出したのが「舎鈴」ブランドだ。その狙いは極めて明快でありながら、職人的な挑戦に満ちている。
目指したのは、週に何度も通いたくなる軽やかさと奥深さの両立。魚介の出汁感を際立たせつつ、動物系のコクを絶妙なバランスで調和させる。ひと口目のインパクトよりも、最後の一滴まで飲み干したくなる後味のキレ。この引き算の美学こそが、株式会社松富士食品が展開する同ブランドの屋台骨となっている。