コレクター市場において、初心者が陥りがちな誤解がいくつか存在します。最も多いのが「初期カードなら傷があっても数十万円で売れる」という幻想です。
現実の買取現場において、コレクター需要の9割以上は「極美品」または「鑑定済み高グレード」に集中しています。角折れ、水濡れ、激しい枠キラ、擦り傷がある個体は、たとえ第1弾Vol.1のウルトラレアであっても買取価格が数千円から1万円台まで急落します。ネット上で見かける数百万〜数千万円という金額は、あくまで「奇跡的に完全な状態で保管されていた上位数%の個体」にのみ適用される特権的な数値です。
また、遊戯王 初期 レリーフ 違いに関する混同も見られます。ファン間で「レリーフブルーアイズ」として神格化されているのは2001年発売の第2期(型番SM-51)であり、第1期のウルトラレアとは収録時期も加工技術も異なります。初期の最高峰ウルトラレアと、第2期の最高峰レリーフは、それぞれ独立したプレミア体系を確立している点を理解しておく必要があります。