手軽に始められる折り紙ですが、作品のクオリティを左右する重要な盲点が存在します。
最大の誤解は、「どんな折り紙用紙でも仕上がりは同じ」という思い込みです。一般的な教育用折り紙(上質紙ベース)は薄くて折りやすい反面、立体作品にするとコシが足りず潰れやすい弱点があります。一方、100円ショップ等で人気の厚手デザインペーパーやホイル紙は、硬さがあるため細かい角出しが難しく、無理に折ると紙の表面が割れて白い芯が見えてしまうことがあります。
作品の特性に合わせた用紙選びの基準は以下の通りです。
- 動物・キャラクター・多面体ユニット:折りやすさと角の正確さを重視し、標準的な厚さ(坪量約60g/㎡前後)の上質おりがみを選択。
- 箱・トレイ・実用小物:耐久性と自立性が求められるため、クラフト紙やタント紙などのコシが強い用紙を選択。
- 立体花・アクセサリー:グラデーションペーパーや両面同色ペーパー、和紙ライクな質感の用紙を使うことで高級感を演出。