長年ライブ会場に足を運ぶファンや、地元沖縄の音楽関係者の間では、BEGINに対してどのような評価が下されているのでしょうか。SNSやコミュニティサイト、ライブ現場のリアルな反響を検証すると、彼らが支持され続ける理由が浮き彫りになります。
ネット上の口コミやファンの手記で共通して挙げられるのは、「ライブにおける圧倒的な安心感と幸福感」です。「激しい演出や奇をてらったギミックは何一つないのに、最初の1音で胸の奥が熱くなる」「仕事や人間関係で擦り減った心が、栄昇さんの声とメンバーの笑顔でリセットされる」といった声が数多く寄せられています。
一方で、一部のライト層からは「テレビ番組の露出が全盛期に比べて減ったため、現在何をしているかわかりにくい」という声も聞かれます。しかしこれこそが彼らの意図したスタンスです。東京の華やかな芸能界の消費サイクルに組み込まれることを潔しとせず、2000年代以降は生活の拠点を沖縄に戻し、自分たちの生活リズムと島の時間に根ざした活動を選択しました。この「地に足のついた生き様」こそが、音楽に嘘のない説得力を宿らせています。