「着手する」は目上にNg?開始する・取り掛かるの違いと敬語マナー

「着手する」は目上にNg?開始する・取り掛かるの違いと敬語マナー

「着手する」は目上にNg?開始する・取り掛かるの違いと敬語マナーについての真相をご紹介します。

外資系企業やグローバルチームとの協業において、「着手する」を直訳しようとして迷う場面は少なくありません。英語ではフォーマル度や作業の質に応じて動詞が細分化されています。

  • commence(最もフォーマルな表現):契約書、法的手続き、公式アナウンスで使用される。「We will commence work on the project immediately.(直ちに本プロジェクトの作業に着手いたします)」
  • get down to(実務的・意欲的な着手):「腕まくりをして本腰を入れて取り掛かる」ニュアンス。「Let's get down to business.(本題・本作業に着手しましょう)」
  • embark on / embark upon(大規模事業・新規開拓への着手):未知の挑戦や大規模プロジェクトに乗り出す場面。「The team embarked on a comprehensive market research.(チームは包括的な市場調査に着手した)」
  • proceed with(合意後の進行・着手):承認や条件が揃った段階で「進める」文脈。「We are ready to proceed with the next phase.(次フェーズに着手する準備が整いました)」
  • kick off(口頭・プロジェクトの始動):キックオフミーティングなど、実務開始の合図として頻用される。
橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。