100gあたりの脂質がマックより控えめであるにもかかわらず、なぜ「モスのポテトを食べると太る」と囁かれるのでしょうか。そこには人間の代謝メカニズムとセットメニューの構造的な罠が存在します。
最大のモスバーガー太る理由は、「脂質と高GI糖質の同時摂取」にあります。ジャガイモはデンプンが豊富で血糖値を急激に上昇させやすい高GI食品の代表格です。ポテトを摂取すると血糖値が急上昇し、体内では血糖値を下げるために膵臓から「インスリン」が大量に分泌されます。インスリンには血中のブドウ糖を細胞へ送るだけでなく、同時に摂取した「脂質」を脂肪細胞へ強力に蓄積させる働きがあります。
さらに深刻なのがセット注文による総摂取カロリーの跳ね上がりです。代表メニューであるモスバーガー(約367kcal)にポテトL(約340kcal)を合わせ、そこにコーラやジンジャーエールなどの加糖炭酸ドリンクMサイズ(約100〜140kcal)を組み合わせると、1食の合計熱量は800〜850kcalオーバーとなります。成人女性の1食あたりの推奨摂取エネルギー(約600〜650kcal)を大幅に超過するため、日常的にセットを完食していれば確実に体脂肪へと変換されていきます。