Q1:なぜ「キャベツ」ばかりが作画崩壊の象徴として語られるのですか?
A1:日常生活で誰もが見慣れている野菜であり、構造(球体の中に葉が幾重にも重なっている)が明確だからです。人間が毎日目にするものを極端に簡略化(ただの同心円)してしまったギャップの凄まじさと、作品自体が人気の美少女ゲーム原作だった落差が、ネット上で不滅のミームとして定着した理由です。
Q2:作画崩壊したアニメは、再放送や配信サイトでもそのまま配信されているのですか?
A2:大半の作品は、Blu-rayやDVDなどのパッケージ化に伴ってリテイク(修正作業)が行われるため、後から動画配信サービス(Netflix、U-NEXT、dアニメストアなど)に納品される映像は修正版に差し替えられています。したがって、当時の「本物の崩壊映像」を現在確認するのは、当時の録画データや初期ロットの円盤がない限り困難なケースが少なくありません。
Q3:作画が良い作品と崩壊する作品の決定的な分かれ道は何ですか?
A3:最大の要因は「制作開始時のリードタイム(プリプロダクションの期間)」と「社内内製率の高さ」です。放送開始の半年から1年以上前に全話コンテが完成し、優秀なインハウスのアニメーターを抱えるスタジオ(京都アニメーションやufotable、MAPPAなど)では崩壊が極めて起きにくく、自転車操業で外部への丸投げに頼るラインほど崩壊リスクが跳ね上がります。