デスカンファレンスとは、患者や利用者が逝去した後に、担当した医師や看護師、介護職、リハビリスタッフ、相談員などの多職種が集まり、終末期ケア(ターミナルケア)の全プロセスをチームで振り返る検討会を指します。単なる死因の医学的検証(CPC:病理カンファレンス)とは明確に一線を画し、ケアの妥当性や患者・家族との関わり方、スタッフ自身が抱いた感情に焦点を当てる点が大きな特徴です。
日々の業務に追われる臨床現場では、看取りの直後であっても次の患者の対応に追われ、死を受け止め整理する時間が抜け落ちがちです。しかし、逝去という事実をチーム全員で共有し、言葉を交わすワンクッションを設けることこそが、より良い医療と福祉を提供し続けるための基盤となります。