京都の東山中学校におけるリアルな学校生活について、在校生保護者や卒業生の口コミを検証すると、共通する複数の特徴が見えてきます。
まず挙がるのが、浄土宗の教えに基づく宗教教育に対する安心感と人間形成です。毎月行われる月例集会や合掌・礼拝の作法、道徳の授業を通じて、生徒たちは「生かされている命への感謝」を学びます。入学前は宗教色に身構える保護者もいますが、実際に入学してみると「荒れた雰囲気が一切なく、挨拶が徹底されており、思いやりのある素直な男子に育っている」と、情操教育としての評価は極めて高くなっています。
また、男子校ならではの心地よさも高く評価されています。「女子の目を気にすることなく、オタク的な趣味もスポーツも、自分の好きなことに全力で没頭できる」「行事の盛り上がり方が凄まじく、一生モノの絆ができる」といった声が目立ちます。いじめに対する初期対応も早く、教員と生徒の距離の近さが安心材料として挙げられています。
一方で、率直な苦言として寄せられるのが「校舎の階段移動の多さ」や「小テストや追試のスケジュールの厳しさ」です。傾斜地に位置するため校内での移動に体力を要することや、勉強を怠ると部活動の参加が一時的に制限されて補習に回されるなど、学業の規律が厳格である点については、入学前に生徒本人の覚悟を確認しておくべきポイントと言えます。