東洋医学の経絡(けいらく)を活用したツボ押しは、道具を使わずにその場で実践できる極めて有効な対症療法です。特に即効性に優れる代表的な3つのツボを押さえておきましょう。
筆頭に挙げられるのが「迎香(げいこう)」です。迎香のツボの位置は、左右の小鼻(鼻翼)のすぐ脇にあるくぼみにあります。ここに人差し指の腹を当て、斜め上(鼻筋の方向)に向けて痛気持ちいい程度の強さで3〜5秒間押し、ゆっくり離す動作を5回ほど繰り返します。鼻周辺の血流を促しながら粘膜の炎症を鎮める作用があり、鼻水と鼻づまりの双方に迅速なアプローチが可能です。
さらに、目頭の少し内側の上にあるくぼみ「清明(せいめい)」を親指と人差し指でつまむように押す手技や、眉間の中央にある「印堂(いんどう)」を中指でじっくり指圧する方法を組み合わせることで、目から鼻にかけての不快感を効率的にリセットできます。