ベランダやバルコニーと並んで頻出する関連空間についても、設置階数や構造面から明確に整理しておきましょう。
まず「テラス(Terrace)」は、「建物の1階部分に設置され、室内床と同じ高さ、または地面より一段高く設けた外部スペース」を指します。フランス語で「盛土」を意味する言葉が由来であり、タイルや石張り、コンクリートで施工されるのが一般的です。屋根の有無は問われませんが、地面に直接接しているかどうかがバルコニーとの明確な違いです。これに木製や人工木を用いたものが「ウッドデッキ」と呼ばれます。
次に「ルーフバルコニー(ルーフテラス)」は、「階下の住戸の屋根部分(屋上)を利用して作られた広大なバルコニー」を指します。一般的な張り出し型バルコニーと比べて面積が格段に広く、ガーデニングや子どものビニールプール遊び、アウトドアリビングとして圧倒的な人気を誇ります。
さらに「サンルーム」は、「壁や天井がガラスやポリカーボネートなどの透光材で全面的に囲まれた部屋」を指します。天候や花粉、PM2.5の影響を完全にシャットアウトしながら太陽光を取り込めるため、実質的なインナーテラスとして機能します。