医療機関でも用いられる代表的な整形外科的テスト(徒手検査法)を活用すれば、自宅でも腱炎の疑い度合いをセルフチェックできます。
① スピードテスト(Speed's Test)
痛む側の腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。そのまま腕を上へ持ち上げようとし、反対の手(またはパートナー)で前腕を上から押し下げて抵抗を加えます。このとき、肩の前方に痛みが生じれば陽性です。
② ヤーガソンテスト(Yergason's Test)
肘を90度に曲げて脇腹につけ、手のひらを内側に向けます。その状態から「手のひらを上に向ける動き(前腕の回外)」を行い、反対の手でその動きを邪魔するように逆方向へ抵抗をかけます。肩の前面に痛みが出た場合は陽性と判断されます。
どちらかのテストで明確な痛みを感じた場合、長頭腱に過剰なストレスがかかっているサインです。無理な負荷テストの繰り返しは腱を傷めるため、一度確認する程度に留めてください。