アジア最終予選を突破するため、チームは柔軟な可変システムを導入している。基本布陣となる4-2-3-1では、前線のタレントを生かすためにボランチとサイドバックが絶妙なバランスでカバーエリアを調整。欧州で活躍する主力組の個性を最大限に解放する設計が施されている。
舞台裏では、かつてのアジアカップで生じたチーム内の不協和音を乗り越え、ロッカールームの結束が再構築された。ソン・フンミンが精神的支柱として若手を鼓舞し、戦術面ではホン・ミョンボ監督が規律を徹底。相手が引いて守るアジア特有のブロックを崩すため、サイドチェンジのテンポを上げ、中央に意図的なスペースを作り出す戦術眼が随所で光る。