ネット上の情報で散見される最大の誤解は、「新型ルミオンがカローラシリーズの正統な進化版である」という認識です。
かつてのカローラルミオンは、北米市場のサイオンxB(2代目)をベースにカローラ店専売車種として日本に投入されたモデルであり、ワイドな3ナンバーボディ(全幅1,760mm)と個性的なボクシーデザインを特徴としていました。プラットフォームも当時のオーリスやブレイドと共通の「新MCプラットフォーム」を採用していました。
対して現在の新型ルミオンは、スズキの軽量高剛性プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」をベースにした完全なアライアンス供給モデルです。名義上はトヨタ車であるものの、開発・製造の出自はスズキであり、旧型カローラルミオンの設計思想やプラットフォームの系譜を直接受け継いでいるわけではありません。