きゅうりのネット張り方決定版!たるむ理由と強風に勝つ支柱術

きゅうりのネット張り方決定版!たるむ理由と強風に勝つ支柱術

きゅうりのネット張り方決定版!たるむ理由と強風に勝つ支柱術の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

ネット張りの現場で最も見落とされがちな盲点が、「地際(じぎわ)の固定」です。多くの初心者は支柱の天辺と両サイドの固定には気を使いますが、ネットの最下部を地面に留める作業をおろそかにしがちです。

ネットの裾が風でパタパタとあおられると、定植したばかりの若い苗の柔らかいツルが激しく揺さぶられ、根元がグラついて活着が大幅に遅れます。ネットの下部ロープは、ホームセンター等で手に入るU字型の金属製ピン(マルチ押さえ用など)を用いて、30cm〜50cm間隔で畝の土にしっかりと打ち込んで留めてください。下部を地面にアンカー固定することで、ネット全体が上下左右に均等に引っ張られ、太鼓のようなピンとした張りが長期間持続します。

また、「ネットは強く引っ張れば引っ張るほど良い」というのも危険な誤解です。限界を超えて過剰にテンションをかけると、真夏の高温時に熱膨張と紫外線劣化が重なり、秋を待たずしてネットの中央から糸が破断することがあります。適切な張り具合の目安は、「手で軽く押したときに2〜3cmほどたわみ、手を離すとスッと元の平らな状態に戻る程度の張り」です。この適度な遊びが、強風のエネルギーを受け流すクッションの役割を果たします。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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