看病を続ける中で最も難しいのは、「朝まで様子を見ていいのか」「夜間でも今すぐ救命救急へ走るべきか」という現場のトリアージ判断です。以下に挙げる症状は、発症からの日数にかかわらず直ちにインフルエンザ 再受診の目安となるレッドフラッグ(危険信号)です。
特に小児においては、「子供の異常行動 危険サイン」に最大限の警戒を払わなければなりません。インフルエンザ脳症は発症後48時間以内の発症が多く、けいれんだけでなく、以下のような意識障害を伴う行動が突発的に生じます。
- 親の顔が認識できず、視線が合わない・呼びかけに返答しない
- 実在しない虫や怪物が見えていると怯え、部屋から飛び出そうとする
- 意味不明な言葉を口走り続けたり、急に意味もなく笑い出したりする
- 激しい興奮状態に陥り、力づくで抑えても暴れ回る
- 10分以上続くけいれん、または短時間でも繰り返すけいれん
一方、高齢者や基礎疾患(糖尿病、慢性腎臓病、COPD、心不全など)を持つ方における大人のインフルエンザ 重症化リスクも見逃せません。大人の場合、高熱そのものよりも脱水症状による電解質異常や、急速に進行するウイルス性・細菌性肺炎が致命傷になります。「脈拍が1分間に100回を超え続ける」「唇や爪の色が紫色(チアノーゼ)になっている」「受け答えが曖昧で意識が朦朧としている」場合は、躊躇せず救急車を要請する対象です。
救急車を呼ぶべきか判断に迷う夜間・休日の場合は、全国共通のインフルエンザ 救急相談 判断基準窓口である「#7119」(救急安心センター事業)、小児であれば「#8000」(子ども医療電話相談)を活用し、専門の看護師や医師に現在のバイタルサインを伝えて指示を仰ぐのが確実です。