受診時の混乱を避けるためには、同院の外来診療時間と救急受入体制の仕組みを正確に把握しておく必要があります。外来診療は平日午前・午後の一般診療を中心に構成されていますが、診療科ごとに完全予約制や専門外来の曜日指定が細かく設定されています。初診時に紹介状を持参しない場合、大病院特有の非紹介患者初診加算(選定療養費)が発生するため事前の確認が欠かせません。
救急医療に関しては、南部徳洲会病院が誇る「断らない医療」の根幹であるER(救急救命センター)が24時間365日機能しています。しかし、その内情は一般的なクリニックの当直外来とは一線を画す過密地帯です。以下の比較表は、公表資料および地域医療計画のデータを基に、同院の救急・診療機能を一般的な地域中核病院の基準と比較検証したものです。
データが物語る通り、救急搬送台数は地域平均を大きく上回っており、夜間外来において医師が複数の重篤患者の初期対応に追われる場面は日常茶飯事です。この現実を理解しないまま受診すると、「長く待たされた」というネガティブな体験として記憶に刻まれることになります。