Q1:ヘタが完全にコルク化する前にツルがうどんこ病などで枯れてしまいました。収穫しても大丈夫ですか?
A1:親ヅルや子ヅルが完全に枯死して水分供給が止まった場合、それ以上畑に置いておいても登熟は進みません。日焼けや腐敗を防ぐため、速やかに収穫してください。開花から30日以上経過していれば、直射日光を避けた風通しのよい場所で通常より長め(3〜4週間程度)に追熟させることで、ある程度の糖化を促すことが可能です。
Q2:収穫する時間帯や天候に決まりはありますか?
A2:晴天が2〜3日続いた後の、乾燥した午前中に収穫するのが鉄則です。雨天時や雨の直後は果実やヘタが大量の水分を含んでおり、切り口から雑菌が入って腐敗するリスクが跳ね上がります。また、ハサミはあらかじめ消毒しておき、ヘタを2〜3cmほど残して丁寧に切り取ってください。
Q3:ネットで「追熟させなくても甘いかぼちゃ」があると見ましたが本当ですか?
A3:近年の品種改良により、収穫直後から比較的糖度が高い極早生品種やサラダ用品種(コリンキーなど)は存在します。しかし、一般的な黒皮栗かぼちゃ(えびす、みやこ等)やミニかぼちゃ(坊ちゃん等)において、収穫直後に甘みとホクホク感が完成している品種はありません。収穫後のデンプン糖化プロセスは、植物生理学上どうしても省略できない工程です。